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呼吸器外科

特色

 当センターの呼吸器外科は、特に肺がんや転移性肺腫瘍を中心とした外科治療(手術療法)を行っています。また、呼吸器内科や放射線科と連携することによるチーム医療を実践しています。

1. 各種医療装置を用いた積極的な診断
 レントゲン検査により発見された病巣は最新鋭のCT装置(HRCT)や核磁気共鳴画像装置(MRI)を使用することにより質の高い画像診断を行っています。確定診断のためには呼吸器内科と協力して気管支鏡を用いた生検やCT装置を利用した肺生検を、また、診断が難しい小さな病巣に対しては胸腔鏡検査を行っています。

2. 最新技術を駆使した外科治療
 従来、肺がん手術は胸部におよそ30cm程度の皮膚を切開して、筋肉や肋骨を切断して行われる開胸手術が主流でした。しかしながら近年、内視鏡技術の進歩により胸部に胸腔鏡(内視鏡)を挿入することによる胸腔鏡下手術(VATS)が行われるようになりました。胸腔鏡を用いることでキズが小さく、「体にやさしい手術」が可能となりました。当科においても患者さんの状態にあわせて胸腔鏡下手術を積極的に行っています。

3. 安全性、根治性の維持
 外科治療は常にリスクを伴うものと考えられていますが、我々は手術方法の選択において安全性を重要視しています。そのうえで、手術により可能な限りがん病巣を切除するという根治性が損なわれぬよう努力したいと考えています。肺がんは時として気管や気管支周囲のリンパ節に転移をすることがありますが、我々はそのリンパ節を切除する(リンパ節郭清)を標準的に行っています。