1)集計対象 院内がん登録は、各施設の診療実態を把握し、診療に役立てるために行われています。今回の集計対象は、1999年、2000年に各施設で初回入院治療を受けたがん患者さんを集計対象としています。上皮内がん、ステージ0の患者さんは除外しています。また年齢は15歳以上95歳未満の患者さんを集計対象としています。手術だけでなく、化学療法、放射線療法を受けられた患者さん、積極的な治療を受けなかった患者さんも含まれていますので、これまでホームページ上で公表されている生存率とは異なり低くなることをご承知おきください。 解析対象症例は1999年、2000年合わせて46,740例でした。 なお、1997年〜2000年についても解析いたしました。 2)解析部位 解析対象はICD-10コードのC00-C96です。(2006年1月からICD-O3の部位で登録しています) 3)臨床病期別集計 診断時の病気の進み具合は患者さんの治療法、予後に大きな影響を与えます。地域での検診体制や合併症の有無も予後に大きな影響を与えます。本研究班では初回治療は手術療法だけではないことを考慮し、治療法の選択の際に大きな影響を与える臨床病期別生存率を表示しました。臨床病期判明率は全部位で1999年は72.8%、2000年は73.9%でした。 4)生存率の起算日(観察をはじめる日) 起算日は診断日を基準といたしますが、これまで通り初回入院日を基準としている施設もあります。 5)消息判明率 起算日から5年経過したした時点での生死状況を調査しました。1999年症例は2005年12月31日が観察終了時点となります。 追跡調査は来院情報や手紙などによる問い合わせ、役場への住民票照会などにより行っています。 消息判明率は全部位で1999年は96.1%、2000年は95.5%でした。 6)生存率算定 生存率の算定はカプランマイヤー法を用い、実測生存率および相対生存率を示しました。 左側のメニューボタンより収集項目一覧をご覧ください。