手術支援ロボット「ダビンチ」による手術が令和2年6月に100症例を達成し、インテュイティブサージカル社から記念盾をいただきました。
令和元年6月に導入し、同年9月から手術を開始したダビンチですが、10ヶ月での100症例達成です。
現在泌尿器科(前立腺がん、膀胱がん、腎がん)及び消化器外科(食道がん、胃がん、大腸がん)で手術を行っています。
これからも、患者さんへ貢献できるよう、職員一同努力してまいります。
| 令和元年度 |
前立腺がん | 24件 |
直腸がん | 24件 |
食道がん | 8件 |
胃がん | 4件 |
合計 | 60件 |
低侵襲ロボット支援手術は患者様の負担が少ない腹腔鏡手術と同じようにいくつかの小さな切開部を作り、外科医の操作に従って内視鏡・メス・鉗子を動かして行う内視鏡手術です。
ダビンチは、低侵襲技術を用いて複雑な手術を可能とするために開発されました。
高画質で立体的な3Dハイビジョンシステムの手術画像の下、人間の手の動きを正確に再現する装置です。
術者は鮮明な画像を見ながら、人の手首よりはるかに大きく曲がって回転する手首を備えた器具(鉗子)を使用し、精緻な手術を行うことができます。
ロボット支援手術は完全に医師の操作によって実施されます。
A.それぞれの疾患によって手術費用は異なります。
2018年4月より前立腺がん、腎臓がんに加え、縦隔がん、肺がん、食道がん、胃がん、直腸がん、膀胱がん、子宮体がんについて、健康保険が適用となりました。
また高額療養費制度も適用されます。詳細は各科にお問い合わせください。