2025年度報告｜群馬県立がんセンター Gunma Prefectural Cancer Center

1.ブラックジャックセミナー2025　群馬県立がんセンターの御報告

概要

群馬県立がんセンターでは、高校生を対象に医療現場を体験できる「ブラック・ジャックセミナー」を毎年開催しています。手術に関するさまざまな活動を、楽しみながら学べるプログラムです。2025年7月26日（土）、今年も多くの高校生が参加し、医療の仕事やチームワークの大切さについて学びました。

参加者

県内外の高校生
＊ホームページ等で参加者を募集し、応募者から20人の書類選考を行いました。

報告リンク

2023、2024年度の様子はこちら：https://www.gunma-cc.jp/pages/4/147/

2.イベントの様子

アクティビティの体験

手術にまつわるさまざまなアクティビティを用意しました。

手術室に入ろう

清潔に手を洗って、滅菌されたガウンを着用するテクニックを体験します。
実際に使われる道具を使い、現職スタッフがマンツーマンでサポートします。

糸を結んでみよう

先ず糸つきの針をシュミレーターにかけ、次に手を使って糸を結びます。
手術の基礎テクニックである糸結びを現役の外科医が指導し体験してもらいます。
実際に使われる縫合針と絹糸を用いた模擬訓練で、日常的に外科医も練習します。
いかなる状況でも優しく正しく糸を結ぶことができるでしょうか。

腹腔鏡の世界へ

腹腔鏡は、カメラを使ってお腹の手術をする方法です。
トレーニングボックスに長い鉗子を差し込んで、ボックスのなかのおもちゃを移動させたり、積み上げたりして、腹腔鏡での操作体験を実践してもらいました。
モニター越しの精密な操作には、どのような修練が必要でしょうか。

顕微鏡を使って縫合してみよう

小さな小さな血管は、顕微鏡を使って手術します。
小さな目標に、小さな器械で挑む。狙い通りに針を進め、細い糸を正確に結ぶことができるでしょうか。

自動縫合機

洗練された最先端の医療機器「自動縫合機」を使って、モックアップの腸管を縫合・吻合し、再建してもらいました。掛け声は『３、２、１、ファイアー！』

超音波凝固切開装置

『超音波凝固切開装置』を使って、とり肉を実際に切開しました。

参加者の感想

ご参加いただいた方々からの感想をご紹介します。

手術体験をさせて頂くことによって医師になりたい気持ちが高まりました。
先生方や看護師の方が優しく指導してくださったおかげで、楽しく体験することが出来ました。
他の医師体験に行ったことがあるのですが、このように外科的なことを体験することはなかったので、とても貴重な体験になりました。
実際に医師が使っている機械を使うことができて楽しかった。外科医になってみたいと思うようになった。
先生や看護師の方が丁寧に教えてくださり、理解を深めることができました。
優しく教えてくれて緊張せずにできました。貴重な体験をさせてもらい良い経験になりました。

3.将来のイベント情報

次回のイベント予告

例年5月ごろより募集を開始しています。2026年度の募集要項は現在準備中です。

参加募集開始時の告知

当ウェブサイト（群馬県立がんセンター公式ウェブサイト）ほか、学校からの案内等で告知致します。
スタッフ一同、みなさまのご参加を心よりお待ち申し上げております。

4.共催者紹介

共催

ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社

病院のご案内

病院ボランティア　※新型コロナウィルス感染症対策に伴い休止中

がんネット

交通のご案内

フロアーマップ

病院内での録音・録画・撮影の禁止について

群馬県立がんセンター　ウェブアクセシビリティ方針

「ウェブアクセシビリティ取組確認・評価表」に基づく取組内容結果

患者満足度調査報告書について

診療日: 月曜日から金曜日
(祝日・年末年始を除く)
各科の診療日は外来担当医表で
ご確認ください。
受付時間: 午前8：30～午前11：00
代表電話: 0276-38-0771
予約専用電話: 0276-38-0762
(平日午前9：00～午後5：00)
(土曜日午前9：00～午後1：00)
※土曜日は初診予約のみの受付になります。

職員募集

診療日	月曜日から金曜日（祝日・年末年始を除く）各科の診療日は外来担当医表でご確認ください。
受付時間	午前8：30～午前11：00
代表電話	0276-38-0771
予約専用電話	0276-38-0762（平日午前9：00～午後5：00）（土曜日午前9：00～午後1：00）