手術支援ロボット「ダビンチ」による手術が2021年10月に300症例を達成し、インテュイティブサージカル社から記念盾をいただきました。
2019年6月に導入し、同年9月から手術を開始したダビンチですが、2年2ヶ月での300症例達成です。その後も順調に症例数を積み重ね、2025年1月には1,000症例を超えました。また、2024年7月には2台目を導入し、体制を強化しています。
現在泌尿器科(前立腺がん、膀胱がん、腎がん)及び消化器外科(食道がん、胃がん、大腸がん)で手術を行っています。
これからも、患者さんへ貢献できるよう、職員一同努力してまいります。
100症例達成(2020年6月)
| 令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 |
直腸がん | 24件 | 54件 | 61件 | 69件 | 68件 | 62件 |
胃がん | 4件 | 26件 | 18件 | 27件 | 32件 | 41件 |
食道がん | 8件 | 18件 | 19件 | 19件 | 23件 | 23件 |
結腸がん | 17件 | 24件 | 45件 | |||
前立腺がん | 24件 | 41件 | 24件 | 40件 | 21件 | 39件 |
膀胱がん | - | 14件 | 19件 | 12件 | 18件 | 14件 |
腎がん | - | 12件 | 9件 | 8件 | 11件 | 10件 |
肺がん | 17件 | 21件 | 35件 | |||
合計 | 60件 | 165件 | 150件 | 209件 | 218件 | 269件 |
低侵襲ロボット支援手術は患者様の負担が少ない腹腔鏡手術と同じようにいくつかの小さな切開部を作り、外科医の操作に従って内視鏡・メス・鉗子を動かして行う内視鏡手術です。
ダビンチは、低侵襲技術を用いて複雑な手術を可能とするために開発されました。
高画質で立体的な3Dハイビジョンシステムの手術画像の下、人間の手の動きを正確に再現する装置です。
術者は鮮明な画像を見ながら、人の手首よりはるかに大きく曲がって回転する手首を備えた器具(鉗子)を使用し、精緻な手術を行うことができます。
ロボット支援手術は完全に医師の操作によって実施されます。
A.それぞれの疾患によって手術費用は異なります。
2018年4月より前立腺がん、腎臓がんに加え、縦隔がん、肺がん、食道がん、胃がん、直腸がん、膀胱がん、子宮体がんについて、健康保険が適用となりました。
また高額療養費制度も適用されます。詳細は各科にお問い合わせください。